西武秩父駅周辺の路線図

西武秩父駅の周辺は以下のようになっています。

オレンジ色が西武秩父線、青色が秩父鉄道秩父線です。

西武秩父駅と御花畑駅は徒歩で乗り換え可能なものの、この2つの路線は、路線上は接続されていません。

しかし、実際には、西武秩父線から秩父鉄道秩父線に乗り入れられるよう、 赤と緑で示すように、2箇所で接続しています。

赤は、横瀬駅から、西武秩父駅を通らずに、御花畑駅に繋がる路線で、西武から長瀞方面の直通列車が通過します。

緑は、西武秩父駅から三峰口方面に向かう直通列車が通過します。

2023年7月16日現在、赤・緑のいずれも、土日祝日のみ定期列車が走っています。

乗りつぶしプラン

2023年7月16日現在、以下の経路で、1日で完乗が可能です。

プランは、西武秩父線の列車が飯能駅始発ですので、飯能駅からのルートをご紹介します。

No時刻区間手段金額
108:56 → 10:00飯能 → 影森西武・秩父鉄道(緑ルート)589円
210:18 → 10:21影森 → 御花畑秩父鉄道秩父線170円
310:25 → 10:30御花畑 → 西武秩父徒歩0円
410:35 → 10:38西武秩父 → 横瀬西武秩父線157円
510:51 → 10:55横瀬 → 御花畑西武・秩父鉄道(赤ルート)157円

No.1 の列車は長瀞・三峰口行きで、途中の横瀬駅で分割します。 三峰口行きは緑ルート、長瀞行きは赤ルートを経由して、秩父鉄道に入ります。 この方向の赤ルートは一日2本(No.1とNo.5)、緑ルートは一日1本(No.1のみ)です。 秩父鉄道内の列車番号は三峰口行きがS1、長瀞行きがS2です。

後述するNo.5で赤ルートの列車には乗車できるので、ここでは緑ルートを経由し、 秩父鉄道の最初の停車駅である影森駅で下車します。

No.2で御花畑駅に戻り、No.3で徒歩で御花畑駅から西武秩父駅に移動します。 御花畑駅と西武秩父駅は徒歩5分程度で移動でき、非常に近いです。 実際、西武秩父駅から御花畑駅が見下ろせる位置にあります。

本命のNo.5は西武秩父駅を通らないため、No.4で1駅手前の横瀬駅に戻ります。

No.5は、横瀬駅始発の長瀞行きです。1区間だけ乗車します。 秩父鉄道内での列車番号はS6です。

なお、赤ルートは、秩父鉄道から西武に乗り入れる方向の列車はありません。

これで、無事に赤・緑の短絡線を完乗できました。

別プラン(ボツ)

No.1の列車で、三峰口行きに乗ると、どうなるか検証してみましょう。

No時刻区間手段金額
1'08:56 → 09:54飯能→御花畑西武・秩父鉄道(赤ルート)157円
2'09:54 → 09:57御花畑→西武秩父徒歩(間に合わない)0円
3'09:57 → 10:00西武秩父→影森西武・秩父鉄道(緑ルート)170円

御花畑駅と西武秩父駅は徒歩で移動できますが、3分での乗り換えは現実的ではありません。

駅構内や乗り換えで走ると危険ですので、絶対にやめましょう。

まとめると、現時点では、はじめに紹介した案が唯一と思われます。